私がアルファードを購入したのは子供が高校生になった時、それまではセダン車に乗っていたのですが、部活動での送り迎えの必要があり無理して購入をしました。

初めて長期自動車ローンを組んでの購入であったため、思い入れが深く、子供が大学生になると彼女とデートに使うようになり、気付けば走行距離は15年で25万キロを越えていました。

定期的な点検を欠かさなかったため、大きな故障になるようなことはなく、車検が来ても買い換える気になったことは一度もなかったのですが、高校生だった子供は自立してマイカーを持つように、妻と二人だけの生活になると年齢的にも扱う(車庫入れなど)のが困難になりました。

私が住んでいる地域にはアルファードを乗っている者が多く、どこの商業施設へ行っても駐車場にはアルファードがズラリ、新型のアルファードがあっても我が家のアルファードが特に古いと感じることはなかったのですが、私がアルファードを停めているのは青空駐車場、しかも沿岸部にあるため線キズや足回りにはサビている箇所が多く、車屋さんに買い取りしてもらうことは難しいのではと思っていました。

幾らかでもお金になれば助かるとの思いから利用したのがネットの一括査定サイト、夫婦揃ってパソコンに疎いため、アルファードのことは子供に任せ、最も高く評価してくれたのが廃車専門店でした。

出来ることなら誰かに乗ってもらいたかったのですが、アルファードは販売台数が多い人気車種、そのため中古車であっても選び放題の状況、多走行でサビだらけのアルファードを好んで買う必要はなく、車検が数ヶ月残っていたため、車買取業者では代車としての価値しか見てもらえず低評価でした。

平成15年のアルファード、車買取業者での査定は約3万円、廃車専門店では10万円、なぜ業者によって査定に開きがあるのかが分からず、買い取りをしてもらった廃車専門店の方に聞いてみると、廃車専門店では手間を惜しまないためだそうです。

車検が残っているうちはリーズナブルなレンタカーとして貸し出し利益を得ることが出来、レンタカーとしてまだ使えると判断されると車検を取る、もう使えないと判断されたら解体をして使える部品はネットで販売、売れないパーツでも金属などは資源として再利用されるとのことでした。

車買取業者でも行き着く先は同じだそうですが、中間マージンの有無が買い取り価格に影響を及ぼし、廃車専門店では最終的に資源としての価値を見出だせるため高く評価をしてくれたのです。

廃車をするのは人生で初めての経験でしたが、手続きに必要な書類などは廃車が決まった時に教えてもらえ、また、その業者のホームページにも詳しく記されていたため、迷うことも手間取ることもありませんでした。

15年共にした愛車であったため、名残惜しい気持ちは家族全員が持っており別れは家族揃って、廃車には無残にスクラップされるイメージがあり、私のアルファードが走行する様を見るのは今日が見納めかと思うと悲しくなりましたが、アルファードを引き取りに来てくれた廃車専門店のスタッフさんが丁寧に扱ってくれ、見送られたアルファードもようやく御役御免といった感じに見えたため、良い廃車専門店に出会えて良かったなと思いました。